縄芳の番頭ブログ
鮮魚のソムリエ集団リーダー
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6月は梅雨時で憂鬱な日も多いですが、農作物にとって
大切な雨です。魚にとっても恵みの雨となります。
雨が山の養分を海へ運びます。「はも」や「たこ」が
「水を吸ってうまくなる」と言われる所以です。
梅雨が明けて水温が高くなると魚は極端に少なくなります。
梅雨の間の方が魚は豊富です。「めいたがれい」や
「あまがれい」「こち」等の底魚も肥えてきました。
水温が上がって採れなくなる真夏までは貴重な白身魚として
使われます。
産卵を終えた魚は品質が悪くなっています。養殖魚も同じで
「たい」「かんぱち」「はまち」など、全般に身の質が悪くなります。
選別と扱いが重要になってきます。
貝類では「あわび」「とこぶし」等の片貝はよく肥えてきました。
「アサリ」「赤貝」など2枚貝は逆に痩せてきます。
「はも」「たこ」は暑さに強く水槽でも元気に泳いでます。
「うなぎ」や「あゆ」「あまご」等の川魚も元気に泳いでます。
魚の元気な姿を見て頑張りましょう。
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