縄芳の番頭ブログ
鮮魚のソムリエ集団リーダー
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天然鯛は桜鯛のシーズンが終わり、麦藁鯛と呼ばれるシーズンに入ります。桜のピンクから麦のゴールドへと行きたいところですが、どっこいランクがどっと落ちます。産卵で力を使い果たし、痩せて身に力がありません。海の深いところに帰ってゆっくり休んで栄養もつけてください。秋には紅葉鯛と呼ばれる美しい鯛に成ってまた皆様の食卓に帰ってきます。

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天然のひらまさが順調に入荷しています。今日は20K級も入荷しました。泳がして運ぶのは無理なので野締めとなりますが十分造りで食べれます。養殖のカンパチが青背の主流になってますが、たまには天然物にこだわってもいいんじゃないですか

さくらますの入荷が増えてきました。春らしさを感じます。さくらますとやまめは同類で、さくらますは降海型でヤマメは陸封型です。以前は雌だけが海に下り、雄が残されることから独身の男を表す「やもめ」の語源とされてきましたが、本当はどちらの型もそれぞれの場所で産卵するようです。ちなみにさつきますはあまごの降海型、べにざけはひめますの降海型です。

にっぱち(2月と8月)のチヌ(黒鯛)は良く肥えておいしいと昔から言われてます。脂ものってます。貴重な天然白身魚です。
長崎平戸から「生さんま」が入荷しました。紀州では「さいら」、九州では「針子」と呼ばれる若いさんまで、脂気がなく押し寿司などに最適です。北海道や三陸のさんまとは全く違った食感です。ぜひお試しを
