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縄芳の番頭ブログ

鮮魚のソムリエ集団リーダー

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  5月になると、天然真鯛は「桜だい」から「麦わらだい」へと呼称が変わります。
イメージも品質も落ちてきます。ただ水揚げが多い状態が続くので、選別をすれば
良品にも巡り会えます。プロの目利きの見せ場です。

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昨日NHKで「イカナゴ漁」を特集してました。1日に4回も漁に出る船もあるようで
水揚げはうん十万?。そりゃ他の魚を捕りに行ってられないのがよく解りました。
淡路岩屋の西田さんが釘煮の元祖だそうで、当社の仕入れ先とも多少は関係が
あるのかなと思います。たこフェリーのあった時代が懐かしいです。
 播磨灘から大阪湾にかけて「イカナゴ漁」が解禁になりました。地元の加工業者に
一巡するまで市場への入荷は難しいかもしれませんが、春を感じさせてくれます。
ただ漁が偏るため、他の魚の入荷が極端に減ると思います。
 一般的にイカナゴ(玉筋魚、鮊子 Ammodytes personatus)と呼ばれているのは
稚魚で東日本ではコオナゴ(小女子)と呼ばれています。大型のものはカマスゴ(加末須古)
と呼ばれています。カマスゴも魚名はイカナゴでカマスとは関係ありません。
 関西では釜揚げをシンコ、乾燥物をカナギチリメンと呼んでいます。釘煮とともに新物が
市場の店頭に並びます。

富山産の生ほたるいかが入荷しました。21尾/トレーで1600円と少し高いけど季節を感じ
させてくれます。メーカーによっては「生食の場合は内蔵をとって」と記入されていますが、
内蔵をとったらほたるいかで無くなるような気がします。100%大丈夫とは言えませんが
私はそのまま食べます。そもそも生食であたるのは薬味(わさび・しょうがなど)を
付けなかったり、体調の悪い人や小さい子どもが食べたときが多いです。
食べる人、食べさす人の問題もあります。
春の風物詩「いかなご」の試験操業が2月17日明石海峡で行われました。今年は産卵数は少ないものの成長は順調みたいです。昨年よりも早く解禁日を迎えそうです。「いかなご」は釘煮にするとはいえ鮮度が命、今年も当社は当日物を予約販売します。
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